元朝日新聞大阪本社編集局長の長谷川千秋さんを迎えて、「京都ジャーナリスト9条の会結成の集い」が14日(土)午後3時から、京都市中京区の「レストランおおたや」で開かれます。
 集いは、落合健二(元朝日新聞大阪本社学芸部長、帝塚山学院大学非常勤講師)、亀井励(元京都新聞編集局次長)、隅井孝雄(日本ジャーナリスト会議代表委員、京都ノートルダム女子大学客員教授)、谷口正一(KBS京都労組委員長)、津田正夫(元NHKプロデューサー、立命館大学教授)、亘英太郎(元毎日新聞論説委員、奈良産業大学教授)の各氏らの呼びかけによるもの。長谷川氏が「選挙報道は国民の『知る権利』にこたえているか」と題して記念講演します。
 長谷川氏の記念講演にあたって、呼びかけ人各氏は「選挙報道に一番大事なことは、『民意の公正な反映』という視点だと思います。日本のマスコミはかつてその観点から、小選挙区導入の企みを阻止する上で力を発揮したこともありました。では、いま大合唱となっている『2大政党』論はどうでしょうか。選挙報道とマスコミの立ち位置を歴史的に振り返りながら、ジャーナリズムが今、必要なことはなにか、を考えてみたいと思います」と呼びかけています。また、「マスコミ、ジャーナリズムに関心のある方、関係されている方の参加をお待ちしています。引き続き懇親会を行います。終了予定は午後7時で、懇親会費は3000円です」と話しています。
 レストランおおたやは、中京区夷川烏丸通り東入る、京都新聞南側。地下鉄丸太町7番出口徒歩2分。TEL075・251・6668。
 問い合わせ先は同会準備会事務局(KBS労組内)TEL075・451・4468。