第53回目北区母親大会が19日、北区の立命館大学の末川記念会館で行われ、70人が参加しました。
 バザーと喫茶で賑やかにスタート。「ヘアベルコンソート」という4人グループの柔らかな演奏会ではソプラノソロの美しい歌声に陶然とする人も見られました。
 関西勤労者教育協会の中田進氏が「私たちはかがやきたい、やっぱり憲法でいこう」と題して講演。流暢な話ぶりにあちこちで笑い声がわきおこりました。中田氏は日本の政府がいかに国民を見ておらず、アメリカと大企業ばかりに目が向いている現実をグラフや数字の表で指摘。改めて日本国憲法の素晴らしさ、大切さを強調しました。
 参加者の一言発言「しゃべり場」では、若者の過労死の問題を署名活動で訴えながらたくさんの若者が同じように苦しんでいる話に「怒りをおぼえる」「政治を変えていくしかない」との感想も寄せられていました。(植野君子)