21日に開かれた大山崎町3月定例会本会議で、一般会計当初予算案を一部修正し、可決しました。
 可決された予算は、国保料負担の軽減へ一般会計からの繰り入れ増額や、妊婦健診の公費負担の拡充、小学校の耐震対策、阪急大山崎駅のバリアフリー化など、町民の暮らしの応援を目指す内容。真鍋町政は、財政再建と住民生活の下支えを目指す予算の成立で、町政の安定的運営を確保しました。
 修正案は、自民、公明など野党5会派が共同提案したもので、子どもの医療費無料化の拡充など12項目、約1億2000万円を削減しました。
 過剰な府営水の減量を前提に編成した水道事業会計予算案は野党の反対で否決されました。
 予算成立を受け、真鍋町長は「暮しを支えるための新規事業が一部削除されたことは残念だが、骨格となる予算が成立したことは町政運営にとって重要なこと」と語りました。