(財)ソーシャルサービス協会ワークセンターが京都市南区の京都高齢者会館で月1回取り組んでいる恒例の野宿者支援の炊き出しで19日、佛教大学生約20人が、つきたてのもちをふるまいました。
 年初の炊き出しで学生によるもちつきは3回目。同大学が連携する南丹市美山町で収穫したもち米10升を、きな粉もちと餡もちの2種にして、利用者109人に手渡しました。
 米澤千浩さん=社会福祉学部2回生=と澤野真岐さん=同=は、ハローワークに行っているが住所がないという話を聞き、「住所がないことでとりあってもらえないのなら、住所確保などの支援が必要ではないかと思った」「貴重な体験をした。早起きして参加して良かった」と話していました。