憲法9条を守る運動に取り組んでいる上田勝美龍谷大学名誉教授、大江真道日本聖公会司祭、小笠原伸児弁護士ら京都の各界12氏が17日、参院京都選挙区で「憲法9条を守る」と主張する成宮まり子候補の支持を呼びかけるアピールを発表しました。
 アピールでは、京都選挙区で自民党の新人候補が「いまの憲法を破棄すべき」「明治憲法に戻ってそこから改正を」、民主党の候補も「9条についても手を加える」「海外派遣の基準を明確に規定すべき」など改憲を主張していることを指摘。改憲に反対し、憲法9条を守る立場を明らかにしているのは成宮候補1人だとして、「政党政派や思想信条、運動の違いをこえて、この京都から憲法九条を守る議席を実現するため、成宮まり子さんへの支持を心からよびかける」としています。
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 3氏のほかのよびかけ人は次の通りです。
 岩佐英夫弁護士、川越義夫「地球温暖化防止京都ネットワーク」代表委員、衣笠洋子「京都母親連絡会」事務局長、須田稔「憲法9条メッセージプロジェクト」事務局長、田中三郎「安保破棄京都実行委員会」事務局長、辻昌秀「平和憲法を守り、自衛隊の海外派兵・有事体制に反対する京都共同センター」事務局長、永原誠「京都原水爆被災者懇談会」世話人代表、三宅善昭「浄土真宗本願寺派法林寺」住職、村上ひろみ「新日本婦人の会京都府本部」副会長。