米海軍第7艦隊(司令部ホノルル)に所属し、日本海で行動を展開しているイージス艦「ポール・ハミルトン」(約8900トン)が19日午前、港湾管理者である京都府への入港手続きも行わず、舞鶴港に入港し、海上自衛隊北吸岸壁に着岸しました。市民らは「入港反対」「戦争の火種を持ち込むな」などと抗議シュプレヒコールを行いました。
 同艦は、「親善、友好」をするなどとして、23日まで同港に滞在予定。京都府への入港手続きも舞鶴市への事前連絡も行っていませんでした。
 抗議は「米海軍イージス艦の舞鶴入港に反対・抗議する行動実行委員会(事務局=舞鶴地労協)が呼びかけたもので、地労協加盟労組や新婦人、平和委員会、原水協、日本共産党舞鶴市議団(後野和史団長、4人)が参加しました。
 市民らは、「イージス艦入港反対」「舞鶴湾を平和と友好の港に」「戦争の火種を持ち込むな」「憲法9条を守ろう」と訴えました。
 同実行委員会は、20日(金)午後5時半から、抗議集会(「らぽーる」=JR東舞鶴駅南口)とデモ行進を行います。