民放労連京都放送労組は22日、京都市上京区の京都放送で「KBS京都更生法12周年の集い」を行い、市民約100人が参加しました。
 集いでは、西口民介委員長の開会あいさつのあと、古住公義副委員長が再建の現状を報告。本格的なデジタル時代を迎えて会社側は今後5年間で29億円もの設備投資を計画していることや、組合としてこの計画では新たな経営危機を招くものと批判し、投資額の圧縮をするよう会社側に計画見直しを求めていることなどを紹介し、市民に運動の協力を呼びかけました。
 マンガ家の石坂啓さんが「憲法九条と平和を考える」と題して記念講演。「小泉首相がイラクに自衛隊を派兵して以後、子どもに『この国は戦争しない』と言えなくなった。もはや戦中」と指摘し、政治家の改憲発言などを無批判に報道するマスコミの姿勢を批判しました。
 集会は、最後に「憲法九条を守ろう!戦争協力反対!KBS京都を平和の為の放送局にすることを目指す決議案」を採択しました。