大丸京都店で6、7日の両日、京都府立の盲・聾と南山城・城陽・向丘が丘・桃山・中丹・丹波・舞鶴・与謝の海の養護学校などの生徒作品の展示と即売会が「ふれあい・心のステーション」と銘打って行われています。
 第11回目の今年も、7階の会場には初日から大勢の人が訪れて買い込んでいました。8月下旬には右京区の「ぶらり嵐山」で展示がされていましたが、今回は即売会です。
 ある校長は「生徒らは最初は恥ずかしがってなかなか外に出たがらなかったのですが、近年はご覧のように明るくなりました」と話しています。
 生徒の就職状況は厳しく「自立支援法で作業所など難しい状況でその影響が…」や現場の先生からは「生徒の創作活動(実習)と売れる物(商品化)との兼ね合いが難しい」、「夏休み明け直後の困難さも」など苦労されていることもあるようです。
 しかし、生徒が明るく元気に来客と対応しているところは楽しくほほえましい雰囲気で来年も期待が寄せられます。(仲野良典)