会見する(右から)かまの、堀川、西山、渡辺、吉田、山内、上條の各氏(1月16日、京都市中京区)

 日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)は1月16日、次期総選挙の府内小選挙区(1~6区)に、現職の堀川あきこ(ほりかわ朗子)衆院議員=京都2区・比例重複=をはじめ、同1区・かまの敏徳(鎌野としのり)、同3区・西山のぶひで(にしやま頌秀)、同4区・吉田幸一(よしだこういち)、同5区・山内健(やまうちけん)、同6区・かみじょう亮一(上條りょういち)の各氏(いずれも新人)を擁立してたたかうと発表しました。

 京都市中京区の同党府委員会で記者会見を行い、京都で比例20万票を目標に、近畿ブロック(定数28)で2議席を絶対に確保し、議席増をめざすと表明。各予定候補者が決意を語りました。

 渡辺委員長は、衆院解散の動きについて、「究極の自己都合解散」だと批判。その上で、国民の暮らしと日本経済を立て直すために、財界・大企業中心の政治を改める必要性を指摘し、「『政治とカネ』の問題を暴き、自民党政権を追い詰めて来た共産党の出番。財界からびた一文もらわない共産党が伸びないと政治状況は変わらない、と大いに訴えたい」と述べました。

 また、自衛隊舞鶴基地所属のイージス艦への長射程ミサイル配備や祝園分屯地で進む大型弾薬庫の増設問題にふれて、高市政権による大軍拡に審判を下す上でも、共産党が伸びなくてはいけないと強調。「政治情勢は、共産党の値打ちが輝く状況だが、選挙情勢は厳しい地点からの出発」と引き締め、党名を書く比例代表を主戦場に奮闘する方針を示しました。

 堀川氏は、高市政権と国会論戦を通じて対峙し、暮らしや平和、ジェンダー平等の願いに応えない姿勢に危機感を強めていると述べ、「反戦平和を貫き、個人の尊厳を重んじ、ブレない日本共産党の姿を有権者に訴えて共感を広げ、近畿2議席確保、そして議席増をめざしたい」と表明しました。

 かまの氏は、「経済的理由で医療にかかれず、死亡に至る実態がある。暮らしを支える土台である命そのものが脅かされる政治を何としても変えたい」、西山氏は、「今回の解散自体が国民の暮らしの声が届いていないことの表れ。暮らしを支える経済と税制に変えるため頑張る」と発言。

 「相談会で、保育士になりたいが進学のお金がないので働いてからと話す高校生がいた。10代にこんなことを言わせる政治を日本共産党と一緒に変えようと訴えたい」(吉田氏)、「米国いいなり、大企業優遇の政治の二つのゆがみを正し、北部で若い人も高齢者も安心して暮らせる政治の転換をめざし頑張る」(山内氏)、「京都府内の軍事基地強化の流れに反対の声を上げ、大軍拡をストップさせて暮らし応援の政治を実現したい」(かみじょう氏)などと述べました。

【京都1区】かまの敏徳(61)=新 立命館大学卒。京都総評副議長、京都生協労組委員長、全国一般京都地方本部委員長など歴任。元京都市議(1期)。現在、党南地区常任委員。

【京都2区】堀川あきこ(39)=現 比例近畿重複。立命館大学卒。民青同盟京都府委員長、LDA(ローカルデモクラシーアクション)京都・事務局、党府副委員長など歴任。現在、党衆院議員(1期)。

【京都3区】西山のぶひで(39)=新 立命館大学卒。京都府学連委員長、京都民報記者など歴任。元京都府議(1期)。現在、党伏見地区委員長代理。24年の衆院選(同3区)に立候補。

【京都4区】吉田幸一(51)=新  立命館大学卒。京都府学生自治会連合書記長、党西地区委員長など歴任。現在、党府常任委員、党府青年学生部長。09、12、14、17、21、24年の衆院選(同4区)に立候補。

【京都5区】山内 健(57)=新  同志社大卒。党准中央委員、党舞鶴地区委員長など歴任。現在、党府委員、党中丹地区委員長。14、17、21、24年の衆院選(同5区)に立候補。

【京都6区】上條りょういち (39)=新 立命館大学卒、大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程修了。現在、党府委員、党洛南地区副委員長。12、14、17、24年の衆院選(同6区)に立候補。