京都府に署名を提出する岡本氏(1月9日、府庁)

 京都新町病院(旧京都逓信病院)の存続を求める職員や市民らが1月9日、京都府に対し、同病院の存続を求める署名2610人分を提出しました。5日には京都市に1979人分を提出しています。

 日本郵政が運営していた京都逓信病院は2022年、医療法人「知音(ちいん)会」(中京区、田邉卓爾理事長)へ譲渡され、運営されてきましたが、同法人は今年3月末での廃院方針を示しています。廃院に反対する職員や患者、地域住民らが、廃院差し止めを求める仮処分を京都地裁に申し立てています。

 署名では、同病院の副院長、看護部長、事務局長らが連名で、同病院の存続を呼びかけ。同病院が長年に渡って地域住民の健康と暮らしを支えてきたとし、「地域にとって欠かせない『安心の拠点』であり、地域医療を支える大切な存在」と強調。病院の廃院方針に反対することや、病院の存続、または他法人による運営・継承などを求めています。

 署名を提出した、同病院の岡本有事務局長は、「実質3週間ほどで2600人以上の市民が署名に協力してくれています。地域医療を守るため、病院の存続へ向けて尽力していきたい」と話しています。

オンラインでも署名協力呼びかけ

 また、同病院存続を求めるオンライン署名がこのほど発足し、SNSで署名が呼びかけられています。