20160121-01 99回目となる御所南ピースウオークが19日行われ、13団体43人が参加しました。この冬一番の寒さのなか、「戦争法を廃止しよう」「辺野古に新基地建設は許さないぞ」などのコールとともに、元気に御所南地域を歩きました。海外から観光客の飛び入り参加もあり、大いに盛り上がりました。

 ウオーク後の集会では、自由法曹団京都支部の秋山健司弁護士が情勢報告。安倍政権が野党からの要求に対し臨時国会を開かなかった憲法違反の実態を告発。現在行われている通常国会で、戦争法の質問に対し、安倍首相がまともな答弁をしないことや辺野古への新基地建設の強行、憲法の明文改憲の発言などについて厳しく批判。また、山本太郎参院議員が「政府は大規模災害対策のためまずは緊急事態条項の憲法改正と言っているが、福井の原発が攻撃されたらどうするのかの質問に対し、そのような事は想定もしていないし準備もしていないと答えた。この改憲は権力の集中をねらったものに他ならない」と話したことを紹介。「大臣らだけで作れる政令で法律を書き換える事を可能にする憲法改正は許してはならない。そのためにも目前の京都市長選挙、7月の参議院選挙の勝利にむけて共に頑張りましょう」と訴えました。