「福島の悲劇を風化させてはならない」―「ふしみ『原発0』パレードの会」、龍谷大学教職員組合、同大学原子力発電所学習会の3団体が30日(土)、京都市伏見区の龍谷大学深草学舎に福島県飯舘村の酪農家・長谷川健一さんを講師に招き、原発問題の学習会を開きます。
 長谷川さんは、飯舘村前田地区区長で福島県酪農業協同組合理事。事故後に購入したビデオカメラで村の現状を記録。隣接する相馬市の酪農家の友人が「原発さえなければ」との文字を書き残して自殺したのをきっかけに、全国各地で自らの体験を語っています。
 当日は、長谷川さんの「お話」のあと、福島県から自主避難した人たちが発言。長谷川さんと、フリーライターで『内部被曝―いま、何が起きているのか』(矢ヶ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット)などの著作がある守田敏也さんとの対談が行われます。
 午前1時半、同学舎3号館101教室。無料。連絡先=ふしみ「原発0」パレードの会TEL075・604・2133(京都南法律事務所、担当=吉田、溝江)。