京都ママ・パパの会署名 「放射能から子どもを守る京都・ママ・パパの会」は15日、京都市下京区の四条河原町で「法定1ミリシーベルトの順守」と、「放射能を浴びた震災ごみを京都市で焼却しないこと」を求める署名を呼びかける街頭宣伝を行いました。
 「1ミリシーベルト」の署名では、現行法の年間被ばく量の上限1ミリシーベルトを守り、放射線量の高い地域の子どもたちの避難・疎開の実施や内部被ばく検査などを求めています。また、「震災ごみ」の署名では、東日本大震災で生まれたごみの処理について、年10マイクロシーベルト以上の震災ゴミを京都市へ持ち込まず、焼却しないことを求めています。
 同会のメンバーは、「多くの子どもが放射能の危険にさらされています。これ以上の被ばくを生まないでほしい」とマイクで訴え、署名を呼びかけました。2歳の子どもを連れて宣伝に参加した女性(36)=左京区=は、「これだけ大きな原発事故が起こり、自分も行動しないといけないと思って宣伝に参加しました。福島の人も大変ですし、京都でも不安に思うことがあります。少しでも放射能の危険を減らしたい」と語りました。