成宮演説会 選挙最終盤の6日、京都市伏見区の伏見板橋小学校で日本共産党の個人演説会が開催され、約280人が参加しました。
 同党の京建労後援会や赤坂仁市議、石村和子3区国政委員長、井上哲士参院議員・国対委員長などが消費税問題、社会保障問題や沖縄基地問題などで菅首相や民主党・自民党などの政策や言い分を事実で批判。共産党への支持を訴えました。各弁士の演説にも会場から激励が相次ぎ、最終盤の熱気あふれる演説会になりました。
 成宮まり子候補は、不当な派遣切りなどで住まいもなくした働く人たちへの支援活動に自ら取り組んだ経験や、選挙争点の消費税問題、国保・米軍基地問題など、共産党の政策をわかりやすく述べ「私は体をはって消費税増税をストップさせたい。日本共産党と成宮まり子への大きな支持で消費税をストップしましょう」と訴え、大きな共感の拍手と激励の声援が沸き起こりました。
 演説会場に訪れた伏見区の建設業者は「消費税がつくられた時はいっときは駆け込みで仕事が忙しくなったけど、その後は長い低迷が続いたんです。3%から5%への時も同じでした。今度は一気に10%でしょう。3000万の家なら150万円も増額になるんですから、こんなの業者がかぶるんですか? とんでもないことです」と深刻に話します。また、染色を営む業者(伏見区)は「以前は木綿や化繊などいろいろな服地の染色をしていましたが、安い中国にもっていかれて、今は暖簾(のれん)や和紙、茶缶外装紙などの染色をいろいろ工夫し開発してなんとかやっています。私らは僅か5円でも上げたら売れへんのです。5%の消費税でも加工賃に含めてぎりぎりでやっているんです。これが10%にもなったらお終いですわほんまに! なんとか共産党さんに頑張ってもらってやめさせてほしいです」と切々と訴えていました。(仲野良典)