19日の京都市議会5月定例会の代表質問で、日本共産党の赤阪仁議員は、国保料滞納世帯に対する強引な保険料徴収の中止を門川市長に求めました。
 赤阪議員は、保険証が早急に必要な入院患者に対して、国保料滞納を理由に保険証を市が発行しようとしなかった事例を紹介。「市民の命よりも国保料の徴収を優先するやり方」と厳しく批判し、滞納を理由にした資格証明書発行は中止し、保険証を発行するよう求めました。
 これに対し、星川副市長は「国保料の負担は、被保険者の限界に達しつつある」と認めましたが、保険料滞納世帯に対して、「資格証明書発行や財産差し押さえなどの必要な措置はおこなっていく」と答弁しました。