第35回大江母親大会が13日に開かれ、40人が参加しました。
 「mottoひょうご」事務局長の栗木剛氏が、「子どもに生きる力を」と題して講演。栗木氏は「兵庫県では全小学校の5年生が全員参加する5泊6日の自然学校(キャンプ)がある」と話し、自身の校外活動などの経験から、子どもに年齢に応じて「自分で判断できる力」をつけさせるとともに、大人にも大事な場面では「子どものためにも先回りしないように」と、「大人のおせっかい」の例を大きな身振り手振りで再現し、会場を盛り上げました。そして、「自分の子どもだけではなく、時にはよその子どもでもほめたり、しかったりして、“地域”で子育てするという意識を持ちましょう」とまとめました。
 大江母親大会は、大江町が福知山市と合併して以来、参加団体の事情もあって実行委員会の体制が作れずにいましたが、今年3年ぶりに再開できたことは本当に嬉しいこと、小さくてもこれまでの先輩達が地道に続けてきた地域の大会を今後も途切れさせることなく続けていこう、と大会アピールを採択して終了しました。(志賀)