「山階9条の会」の結成3周年を記念して「平和・いのち・くらし山階のつどい」が3日山科区内で開かれ、105人が参加しました。
 「イラクへの自衛隊派兵は違憲」の判決を勝ち取った西川研一弁護士が、米軍のイラクに対する爆撃などのスライドを上映しながらイラクの現状について語りました。また、ガソリン1リットルで車は6から7キロ走るが、戦車は200メートルほどしか走らないことを挙げ、戦争が地球温暖化につながっていることを指摘しました。
 市民共同法律事務所の中村和雄弁護士が07年の市長選を戦った経験から、「国保料の引き下げ、保険証取り上げ中止は憲法25条を保障するもの」「憲法27条を保障するための自給1000円条例」など暮らしの中に憲法を生かすことを重視して提案した政策について話しました。
 唐橋診療所所長で反核医師の会創立世話人の足立明医師は、原子力発電の問題点や乳がんとの関係、原爆訴訟について話しました。
 また、日本共産党の宮田えりこ市会議員が参加しました。
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 同日、安心して安全に暮らせるまちづくりをしようと、山階学区に住む人120人が集まり「まちづくり山階の会」が結成されました。
 入会、問い合わせは〒607・8085京都市山科区竹鼻堂ノ前町1・45谷口方/TEL075・591・0729/FAX075・591・0008(谷口)まで。(谷口昇)