日本共産党元議長の宮本顕治さんが18日午後2時33分、老衰のため都内の病院で死去しました。98歳でした。日本共産党京都府委員会の渡辺和俊委員長は同日、以下のコメントを発表しました。
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 本日午後、日本共産党元議長の宮本顕治氏が老衰のため死去しました。98歳でした。
 2004年の第23回党大会で改定した新しい綱領は、「資本主義の枠内での民主的改革」のプランを豊かに発展させましたが、この路線の基礎はすでに1961年の第8回党大会で確立されたものです。宮本氏は、当時の党の指導者として、またその後の党の発展においても、重要な役割を果たした中心幹部でした。
 私をふくめ、若い時代に宮本さんの著作を読み、あるいは演説や党の会議での報告を聴いて、党員として鍛えられた経験を持つ人は、京都でも少なくありません。
 宮本さんが亡くなったことは残念ですが、訃報に接し、私自身日本共産党への入党の初心を思い起こして、今激しくたたかっている参議院選挙での奮起を誓う機会となりました。同じ気持ちをもつ党員は、数多くいると思います。