京都の中小建設業者で組織されている全京都建設協同組合(杉原武理事長)は、地震が起こった場合に迅速に救援活動を行う「建設救援隊サンダーバード京都」(TBK)をこのほどたちあげ、21日に京都市右京区の東映太秦映画村でおこなわれた同組合の創立50周年記念パーティーで披露しました。
 「サンダーバード京都」は、建設業の知識をフルに発揮し、地元住民や地域組織との連絡体制を密にしながら緊急時に被災者への救援活動を行うもので、現在14人の建設業者が隊員登録し、さらに拡大をめざしています。
 八木幹太隊長(37)は、「京都は平安京以来17回の地震を経験し活断層も多い。地震への救援活動を通じて社会に貢献したい」と語っています。
 記念パーティーに先立って行われた同組合創立50周年記念式典には、日本共産党から穀田恵二衆院議員、新井進府議団幹事長、山中渡京都市議団長ら京都府・市会議員が参加しました。
 「建設救援隊サンダーバード京都」の連絡先=京都市右京区西院久田町9 全京都建設会館内。TEL・FAX075ー323ー9110。