母連・赤紙宣伝 太平洋戦争開戦から70年目を迎えた8日、京都母親連絡会は府内70カ所以上で、延べ約2000人が参加して戦時中の赤紙(召集令状)を模したビラを配布し、「戦争したらアカン」とアピールしました。
 三条河原町での宣伝では、同連絡会の衣笠洋子事務局長が、「赤紙によって若者が戦場に送られ、アジア、日本国内で多数の人が命を失った戦争から66年。2度と戦争を起こしてはならないという思いを込めて赤紙を配っています。命を育む母親は命を守り育てます」と訴えました。
 脱原発を訴える府内の女性約2000人の名前を連ねたチラシ「原発いらない!京都の女性2000人アピール」(同連絡会作成)を配布。衣笠さんは「福島で放射能汚染により子どもの命が危険にさらされています。また全国に広がった汚染と京都もすぐ近くに若狭原発群を抱え不安に感じている人がいます。命の不安のない日本へ今すぐ原発をなくしましょう」と呼びかけました。