祇園祭2009

祇園祭終わる 疫神社夏越祭

2009年7月31日

祇園祭夏越祭 7月1日の「切符入り」から始まった祇園祭の最後を締めくくる「疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい)」が31日、京都市東山区の八坂神社境内にある疫神社で行われ、関係者ら400人が参加しました。
 宮司による神事の後、山鉾連合会や神輿会、万灯会、婦人会の関係者らが祭りの無事終了を報告。参拝客は同神社の鳥居に設けられた高さ2メートルの大茅輪(おおちのわ)をくぐり、今年1年の無病息災を祈願しました。
 茅を束ねて輪を作り、玄関に掲げると疫病除けになるといわれており、参拝客は少しずつ茅を抜いて持ち帰りました。参拝に訪れた男性(62)は、「祇園祭が終わってしまい、少し寂しいですね」と話していました。

【動画】祇園祭 花傘巡行

2009年7月25日

 24日に行われた祇園祭の後祭「花笠巡行」の様子を、動画でお伝えします。

華やかに「花笠巡行」

2009年7月24日

祇園祭花笠巡行 祇園祭の後祭「花笠巡行」が24日午前10時、八坂神社(京都市東山区)を出発し、都大路を華やかに彩りました。
 「ワッショイ」と元気のいい子ども神輿(みこし)や花笠を被った女性、芸舞妓など約840人が練り歩きました。
 沿道ではカメラを構えた巡行参加者の家族や観光客から「子ども神輿、かわいい」「花笠が鮮やかできれい」と声が上がっていました。
 「花笠巡行」は、1966年(昭和41)に後祭の山鉾巡行が先祭の17日に統一されたため後祭の名残をとどめているといわれています。

【動画】祇園祭 山鉾巡行

2009年7月18日

 17日に行われた祇園祭最大のハイライト、山鉾巡行。河原町御池交差点での辻回しの様子をお伝えします。

祇園祭のハイライト 山鉾巡行

2009年7月17日

祇園祭山鉾巡行 祇園祭最大のハイライト、山鉾巡行が17日行われ、華麗な装飾品で飾られた山鉾32基が京都市内中心部をゆっくりと進みました。

 河原町御池の交差点では、巡行の先頭の長刀鉾が登場すると、沿道を覆いつくす人が車輪をすべらせて方向転換する「辻回し」を見守りました。車輪の下に竹が敷き詰められ、水がかけられると、いよいよ方向転換。「エンヤラエー」の掛け声とともに、大きな鉾が横滑りし、沿道から「おー」と歓声が上がりました。

 千葉県から来た女性は「どの山鉾もおもしろいね」と見入っていました。

祇園祭、宵山 四条通に人波

2009年7月16日

祇園祭宵山 祇園祭宵山を迎えた16日、四条通周辺は端から端まで埋め尽くすほどの人でにぎわいました。

 蟷螂山や四条傘鉾など、各山鉾では子どもたちが「ちまきいかがですかー」と声を張り上げていました。見物人は長刀鉾や月鉾などの下で「高いなー」と見上げながら、ご満悦の様子。

 祇園祭は17日にいよいよクライマックスの山鉾巡行を迎えます。

見ごたえある屏風祭 14日からはじまる

2009年7月14日

祇園祭屏風祭 祇園祭のもう一つの見どころである「屏風祭」が14日から始まりました。普段は見ることのできない鉾町の旧家が秘蔵するお宝が公開され、祭を盛り上げます。16日まで。
 京都市指定有形文化財にもなっている中京区の「紫織庵」(新町六角上ル、有料)では、座敷や仏間などに屏風や江戸期の小袖などが展示されています。中でも1700年当時の作と伝わる「洛中洛外図」(作者不詳)は、山鉾巡行や寛永3年の後水尾天皇の二条城行幸の様子が描かれた6曲1双の金屏風で、見ごたえがあります。このほか今尾景年や都路華香らの筆による屏風、豪華な刺繍の着物なども飾られています。

 屏風祭は鉾町の商店店頭や旧家の玄関先など20数カ所で行われています。
 主なところは次の通り。荒木装束店=烏丸三条上ル、伴市=烏丸六角西入ル、松坂屋=新町六角下ル、藤井紋=新町六角下ル、平岡旗製造=四条通西洞院東入ル、やまいち=四条西洞院上ル、杉本家住宅=綾小路新町西入ル、長江家=新町仏光寺上ル。

【動画】祇園祭り 曳き初め

2009年7月14日

 13日に行われた長刀鉾稚児社参の儀や、南観音山・北観音山の曳 き初めを中心に、祇園祭の様子をお伝えします。

久世稚児、社参の儀

2009年7月13日

祇園祭社参の儀 祇園祭の神幸祭(17日)と還幸祭(24日)で馬に乗って神輿を先導する久世稚児の2人が13日、東山区の八坂神社で社参の儀に臨みました。2人は京都市立久世西小学校2年の後藤遼馬くんと八木亮介くん。毎年、八坂神社とゆかりの深い南区の綾戸国中(あやとくなか)神社の氏子から選ばれています。
 金色の烏帽子(えぼし)に狩衣(かりぎぬ)姿で登場した2人は、観光客やカメラマンら100人あまりが待ちかまえるなか、八坂神社の本殿に参拝。本殿に入った2人は緊張した面持ちでお祓いを受け、玉ぐし拝領などの神事をこなし「神の使い」として祇園祭の稚児だけに渡される「杉守り」を受け取りました。最後に宮司から「祭の間、怪我のないように。神輿の先導を男らしく前を向いて務めを果たしてほしい」と言葉が送られました。
 八木さんの祖母の八木比紗子さん(69)は「24日まで大事なお役目をいただき、私も緊張しています。孫が稚児になるのは2人目で、こんな幸せはない」と話していました。

神輿洗 四条大橋でお清め

2009年7月11日

祇園祭神輿洗い 祇園祭の神輿を鴨川の水で清める「神輿洗」の神事が10日、京都市の四条大橋で行われました。八坂神社(東山)の神職が神輿3基のうち1基「中御座」に水をふりかけ清めました。

 神輿の巡行に先立ち、おけら火より移された4メートルある松明が八坂神社を出発し、四条大橋まで神輿の進む道を清めました。

 また、神様を迎えるためのお迎え提灯行列が巡行し、伝統芸能などが奉納されました。奈良から来た男性(63)は、「いよいよ祇園祭。鉾の巡行が待ち遠しいです」と話していました。

鉾建てはじまる 祇園祭

2009年7月10日

祇園祭鉾立て 祇園祭の主役である鉾を組み立てる「鉾建て・山建て」が10日、各鉾町で始まりました。
 大工方、組み立て方と呼ばれる職人が、くぎを1本も使わずわらの縄で木材を組んでいきました。
 鉾建に携わって10年以上という職人は、「縄だけで組み立てる『縄絡み』と呼ばれる伝統の技法を多くの人に見てもらいたい」と縄を締める手に力を込めます。
 鉾が組まれる様子を見にきた女性(28)は、「優雅な鉾の巡行が見られるのは、職人さんたちのおかげなんですね」と話していました。

鉦でデビューの小学4年生 月鉾お囃子

2009年7月 8日

祇園祭お囃子 コンコンチキチン、コンチキチン…京都に夏の到来を告げる祇園祭のお囃子の練習が各山鉾で始まっています。月鉾(つきぼこ)の囃方(はやしかた)66人は、太鼓、笛、鉦に分かれて夜遅くまで町会所(四条新町東入)で練習に励んでいます。
 今年初めて囃方に加わった小学4年生の川勝大輔くんは、祇園祭で鉦をつく囃子方の姿を見て「かっこいい」と思い参加することにしました。みんなと囃子を合わせるのは「難しい。でも、合ったときはすごくうれしい」と当日を楽しみにしていました。
 囃子方副代表の長谷川浩さんは、「囃子は神様への感謝として演奏するもの。祭では成功させたい」と話していました。
 月鉾は、夜と水徳の神であった月読尊(つくよみのみこと)を真木の天王座に祀り、鉾頭に新月(三日月形)を掲げた鉾。円山応挙、松村景文らによる装飾品でも有名です。

「縁結びお守りづくり楽しいわ」 祇園祭・保昌山

2009年7月 3日

祇園祭保昌山 祇園祭本番に向けて保昌山(ほうしょうやま)保存会は3日、京都市下京区の町会所で、祭で供する縁結びのお守りづくりを始めました。
 参加した25人ほどが護符を折ったり、花のコラージュをつくったり、にぎやかに作業。ベテランの会員がマンション住まいの若い母親に作業の指導をしていました。

 お守りは、ちまきに同封される縁結びの護符。同じ護符をポケットサイズにしたミニお守りや絵馬などもあります。若い人から大人気で、毎年数が足りなくなるとのこと。今年は4500準備する予定です。
 保昌山は、武将平井保昌が和泉式部に恋し、宮中の紅梅の枝を折って思いを実らせた物語に取材したもの。これにちなんで縁談成就の護符を祇園祭中に授与しています。

 保昌山の山鉾に関わって65年の西川初子さん(89)は、「お祭が好きでずっと参加しています。今年も楽しみ」と元気な様子。今年から準備に参加した保昌山後援会の伊藤誠さん(60)は、「ずっとファンだった。山鉾巡行だけじゃない楽しさを感じています」と話していました。
 保昌山は東洞院高辻下ルに建てられます。


 


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