4日公示の参院選に京都選挙区(定数2)から立候補を表明している民主党の北神圭朗氏が2日、「陸上自衛隊の海兵隊化も必要ではないか」と発言しました。
 同日、京都市下京区のシルクホールで開かれた、参院京都選挙区の立候補予定者による公開討論会(京都青年会議所などの主催)で述べたもの。外交・安全保障のテーマでの主張で、北神氏は「南西諸島や中国との関係がややこしい中、陸上自衛隊の海兵隊化も必要ではないか。集団的自衛権も認めるべきだ」と発言しました。
 「海兵隊」とは米軍の海外“殴りこみ”部隊。沖縄の普天間基地に駐留し、問題になっている侵略部隊です。
 北神氏はこれまで、「国のために死ぬという愛国心をどう教育するかが非常に重要だ」(「朝日」6月18日付、参院選立候補予定者討論会)などと発言してきました。