京田辺市で平和行進 京田辺市で、核廃絶を訴える2013年原水爆禁止国民平和大行進が24日行われ、約80人が参加しました。山城大橋西詰で、城陽市から歩いてきた行進を受け継いで、京田辺市役所まで行進しながら核廃絶を訴えました。
 京田辺市役所前で行われた集会では、同市議会議長が激励のあいさつを述べ、京田辺市長や市内の被爆者からのメッセージが紹介されました。平和大行進実行委員会や通し行進者らが同市に「非核・平和施策に関する要望書」を提出し、懇談しました。要望書では、日米両政府による京丹後市の経ヶ岬に米軍専用レーダー基地の設置に反対し、撤回を求めることも要望しています。
 懇談では、通し行進者の一人でフィリピンから参加しているマラヤ・ファブロスさんが、フィリピンでは米軍基地は平和の願いを込めた憲法にそぐわないという運動の力で基地撤去を実現した経験を紹介。「非核平和都市宣言をしている京田辺市として米軍基地のことを考えてほしい。非核宣言と米軍基地はそぐわない」と訴えました。「京都被爆2世3世の会」は同市に住む被爆者を訪問して被爆体験を聞き取りしたことも紹介し、ぜひ被爆の実相を知らせる活動を大きく進めて欲しいと訴えました。
 申し入れと懇談には日本共産党の同市議員団から青木こうじろう議員も参加しました。