4日公示され、16日投開票に向けて激しくたたかわれている総選挙。60年間続いた「自民党型政治」を断ち切り、本物の改革に踏み出し、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。

再生エネ革命の時期

 テレビ、冷蔵庫、エアコンも置かず昔ながらの生活を味わってもらう旅館を円山公園と綾部・奥上林で営んでいます。それだけに、原発ゼロ、再生可能エネルギー中心の社会を実現させたいと思っています。独占企業が電力を握り、東京や大阪の一極集中で過疎地を犠牲にする、経済・地域の在り方を変えるべきです。
 政党の中には「脱原発」「卒原発」などと言う政党もありますが、10年後、20年後、30年後にゼロにするというものです。そんなに先へ延ばす必要があるのでしょうか。
 国内で稼働しているのは、福井県の大飯原発だけです。しかも、直下に活断層がある可能性は十分にあります。共産党は、この危険な大飯原発を直ぐに停止し、すべての原発を廃炉にすることで、「即時原発ゼロ」を実現すると言っています。これが一番現実的で、実現可能な政策です。私たちの願いにも合致しています。
 ドイツでは、地域住民が太陽光による発電所をつくり、地域経済も活性化させるなど、再生可能エネルギー中心の社会へ踏み出しています。私たち市民がエネルギー革命を起こす時期ではないでしょうか。(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月16日付掲載)