20110812-04.jpg 「原発ゼロをめざす左京の会」が12日、結成されました。福島第1原発事故を憂う左京在住の有志が集い、「原発からのすみやかな撤退と自然エネルギーの本格的な導入」を一致点に運動を広げていこうと、同区の京都教育文化センターで結成会議を開きました。
 世話人として、日本科学者会議京都支部の宗川吉汪事務局長、画家の村田茂樹氏、物理学者の瀧本清彦氏、津田直子氏、元左京地区労事務局長の池田剛氏、渡辺輝人弁護人、日本共産党前府議の梅木紀秀氏の7人を選出。事務責任者を梅木氏が担当することになりました。
 結成会議では、世話人の宗川氏が「若狭原発群に最も近接する左京で運動を起こしていく意味は大きい。10年先を見越し、原発ゼロにむけ多くの人に呼びかけていきたい」とあいさつ。呼び掛け文や申し合わせ事項などを検討し、9月初旬に結成総会を開き、会員(入会金1000円)、賛同者、募金を募っていくことなどを決めました。
 梅木氏は「早期に会員100人を達成し、年内に200人の会員組織を目指したい。区内ですでに原発ゼロの地域の会を結成する動きもあり、対等平等の関係で活動し、協力していきたい」と述べました。
 「原発ゼロをめざす左京の会」の連絡先はTEL075・781・1368(梅木方)/umeki55@yahoo.co.jp