民青同盟京都府委員会 民青同盟京都府委員会(加藤伸太朗委員長)は22日、山田啓二府知事に対して東日本大震災の被災者支援強化の要請を行い、ボランティア派遣などの救援活動を連携していくことで協力しました。
 要請は、▽府内から物資や募金を集める窓口を設置し、広報すること▽府内の全大学で被災した学生の安否確認を進め、学生の相談窓口を設けること▽被災学生に対し授業料免除や特別の奨学金制度など支援策を行うこと▽就職活動への影響を最小限に抑えるよう、採用時期の延期など経済界に働きかけること―など6点を求めています。
 加藤委員長は、「学生など、ボランティアとして救援活動に加わりたいという多くの声を聞いています。ぜひ協力して救援していきましょう」と訴えました。
 府側は今井紳二危機管理・防災課課長が対応し、府は福島県の支援を担当しており、原発問題などでボランティアの現地入りは困難とのべた上で、「時期を見て現地にボランティア派遣をしていきたい。今でも職員の手だけでは足りないので、今後力を借りたい。その折には連絡させていただきます」と述べました。
 日本共産党から原田完府議が同行しました。