伏見くらし相談会 京都総評の「くらしのなんでも相談会」が11月27日から12月19日まで市内5カ所で開催されました。雇用情勢の悪化、社会保障の後退のもとで、住民生活への影響は深刻さを増している中、地域での未組織労働者だけでなく地域住民の個別の相談で少しでも支援し、住民から頼られ、同時に社会的な信頼を高める総評・地区労をとの趣旨で連続開催されました。
 最後の開催は19日の伏見地域。伏見地区労、京都南法律事務所、伏見ふれあいユニオン、市職労伏見地協・醍醐地協などが共催で、伏見最大の商店街大手筋の寺院を会場に開催されました。
 法律、税金、解雇・賃金や雇用保険など労働相談をはじめ国保、年金、介護、教育、障害児、子育て、医療、住宅、エコ問題まで市民生活に関わる幅広い相談に弁護士、税理士や全労働基準労組、全厚生、医労連、京建労、京教組、府立高教祖、市職清掃、同民生支部など11人の専門家が対応しました。
 2時間の相談に健康や法律、税金、労働など41件の相談がありました。
 専門相談員、各労組役員、ボランティアなどスタッフの協力で会場づくり、ハンドマイク宣伝、チラシ配布など段取りよく進みました。
 厳冬の年末にふさわしく自前でつくった暖かいぜんざい100人分が振る舞まわれました。訪れた人たちは「よくわかりました。ありがとう」とのべ、「ぜんざいおいしかった。暖まった」と笑顔で応えていました。(仲野良典)