京都革新懇総会 京都革新懇は11日、京都市東山区の保養所「きよみず」で第四回交流集会を開き、93人が参加しました。日本共産党の緒方靖夫副委員長が、平和や民主主義をめぐる世界各国の情勢、革新懇や日本共産党の役割などについて講演しました。
 緒方氏は、同党幹部として世界中を訪問し、各国の要人と対話・交流してきたエピソードを紹介。反共意識が強いとされる中東で平和の対話が弾んだことや、ヨーロッパや中南米で国民の権利を守るたたかいが広がっていることを解説し、「各地で反共の壁がなくなってきていることを実感します。日本共産党の平和で道理ある政策には広く共感が広がります。平和と国民の暮らしを守るために、革新懇運動を広げ、日本共産党を躍進させたい」と訴えました。
 また、民医連第二中央病院の門祐輔院長、乙訓革新懇の梅林照夫事務局長、山科革新懇の野原孝喜事務局長、民青同盟京都府委員会の加藤伸太郎委員長が、すべての職場・地域から革新懇運動を広げるというテーマでパネルディスカッションを行いました。
 4月の京都府知事選挙で候補者として奮闘した門氏は、選挙での経験や府内の医療問題などを解説し、「後期高齢者医療制度や国保の広域化問題などさまざまな課題が生まれています。住民の命を守る医療施策に変えるため、大きく運動を広げていきたい」と訴えました。