憲法記念春つどい 憲法記念春のつどい(京都憲法会議、自由法曹団京都支部主催)が15日、京都市中京区で行われ、100人が参加。東京新聞編集委員の半田滋氏が講演し、米軍基地は国内移設を検討すべきではなく、「撤去にむけた日米協議を行うべき」と訴えました。
 半田氏は沖縄・普天間基地などの米軍海兵隊は、イラクやアフガニスタンなど、アメリカの戦争で真っ先に戦地に侵攻した「殴りこみ」の部隊だとのべ、「沖縄では迷惑な訓練か犯罪行為しかしていない。日本の防衛とは関係なく、必要ない」と指摘。
 さらに、日本の防衛は憲法9条による軍隊を持たずに平和を訴えることであるとのべ、「9条の会などの市民運動や参院選で、政府に米軍基地撤去の意思を示していこう」と呼びかけました。
 自由法曹団京都支部の大河原壽貴弁護士が閉会あいさつし、「鳩山政権の基地『県内移設案』は公約違反と批判されているが、一番の問題は県民の願いに反したこと。基地撤去の世論を大きくしていこう」と呼びかけました。