重陽祭 重陽の節句を祝う「重陽祭」が9日、京都市右京区の車折神社で行われ、訪れた参拝客は無病息災、不老長寿を祈願しました。
 重陽祭は神仏習合の様式で齋行されていました。江戸時代間末期に途絶えましたが、97年に130年ぶりに再興されました。 
 神職によるお祓いと祝詞奏上の後、頭に菊の花飾りをつけた2人の巫女が舞楽を披露しました。祭典終了後、参拝客に菊酒がふるまわれました。
 滋賀県から来た女性(59)は、「今年初めて来ました。健康で長生きできるよう願って菊酒をいただきました」と話していました。