9月末の社会保険庁の廃止に伴い、社会保険京都病院(京都市北区)の存続が危ぶまれる中、同病院の労働組合や地域住民らが13日、「社会保険京都病院の存続・充実と地域医療を守る市民の会」を結成しました。全国に54ある社会保険病院では初めてです。
 京都市北区で開かれた結成総会には約130人が参加し、同病院を公的な医療機関として存続させ、地域医療を守るために力を合わせようとのアピールを採択。存続を求める署名に取り組むことを決めました。
 同会呼びかけ人の1人である岡崎祐司佛教大学教授が講演し、「地域から医療を守れという共同を広げよう」と訴えました。日本共産党から、こくた恵二衆院議員・国対委員長が激励のあいさつを行いました。新井進、迫祐仁両府議、蔵田共子京都市議が参加しました。