京都労災職業病対策連絡会(職対連)の「第23回定期総会」が2月25日、上京区のルビノ堀川で行なわれました。
 夫や息子を過労死で亡くし、事業者責任を問う裁判をたたかっている中居さん、寺西さん、中田さんの訴えと、地労協がこの間、それぞれのたたかいに連帯してきた経過が報告されました。
 また、「静かな時限爆弾」と言われるアスベスト問題で、健康相談や健診の中心となって頑張っている京建労、メンタルヘルスにかかわって職場復帰のプログラムを築いてきた労組の報告がありました。
 労働分野では、小泉内閣の「小さな政府」政策が、ハローワークの民営化や労働基準局の監督官減らしとなって表れつつあります。
 また、労働時間の規制緩和と、お金さえ払えばいつでも使用者側が労働者をクビにできるよう労働法制の改悪がもくろまれています。ルールなき働き方を推し進める動向にストップをかけ、憲法改悪を絶対許さない知事の誕生をと、衣笠さんへの期待が広がった総会となりました。(沢 月子)