20150709-01 「ママは、あきらめない、本当に止める。」を合言葉に国会審議中の安保関連法案(戦争法案)反対の一点でつながる「安保関連法案に反対するママの会」が4日発足しました。法案成立反対の賛同署名をウェブサイトで呼びかけ、全国から既に1578人(8日現在)の賛同とメッセージが寄せられています。

 立ち上げたのは乳幼児を育てる京都市の母親たち。「声をあげたい、社会を変えたい」という子育て仲間の思いを発端に、娘の「きょうは、せんそうにならない?」の問いかけに応える母の決意をこめて、facebook(フェイスブック)やツイッター、ラインなど、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で発信を始めました。

 出産を終えて間もない母親、行動を応援する男性、地域は沖縄から北海道、海外からも「大切に育ててきた子供たちを戦場に送るような真似は絶対に出来ません」(千葉県・子ども10歳、12歳)、「アメリカの間違った戦争に巻き込まれてはいけないし、愛する子供達を危険に晒したくもありません」(鹿児島県・子ども1歳)、「日本が戦争をしないのは当たり前のことだと思って生きてきました。娘にも同じように生きてもらいたいです」(英国・子ども2歳)などの賛同・メッセージが寄せられています。
 
 中旬にも法案の衆院強行採決が狙われるなか、「どんな嵐にも引き抜かれることのない草の根を作りたい」「〝戦争させない〟コミュニティを」「あなたも戦争を止める一人に」と輪を広げています。

 署名フォームへのアクセスは、安保関連法案に反対するママの会より。