20150530-03 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは24日、例会「日野薬師から石山へ」を行い、15人が参加しました。

 京都市営地下鉄石田駅を8時15分に出発。市街地を抜け京都市野外活動センター横の登山口から細く荒れた山道に入ります。積もった落ち葉と倒木の中を行くと日野岳への分岐があり、標識に従い急坂を登ること30分で沢山の標識とケルンが鎮座する山頂へ9時30分に着きました。
 
 眺望もなく、樹林の中の山頂は静かで、モチツツジやエゴの花が一服の清涼剤でした。今日は歩行距離が長いので早々に下山して供水峠を経て炭山へ。集落は静かで山々の新緑はまばゆいばかりです。やがて東海自然歩道に入りましたが登りのうえアスファルトの舗装道路で足にこたえました。京都笠取国際射撃場からの大きな射撃音には驚きました。なおも下ってアクトパル宇治に着き昼食休憩にしました。

 12時20分に出発して、民家脇の西国古道に入りました。この道も荒れていて我慢の苦行です。東笠取の集落を経て岩間寺への急坂に入りました。余りの急登にパーティの足並みも乱れがちです。西国観音霊場第12番札所の岩間寺(岩間山正法寺)に、14時10分に到着。同寺には千手観世音菩薩が安置されていて、多くの老若男女が手を合わせていました。休憩・記念写真を撮った後、奥宮神社の展望台から琵琶湖を臨み遠くには三上山(近江富士)の特徴のある山容が望めました。同神宮の麓の朱の鳥居をくぐり石山へ下りました。京阪バス赤川バス停に15時55分に着きました。5月の爽やかな好天に恵まれて、4つの峠を越えてきた16㌔㍍のロングコースが無事終わりリました。参加者の感想は「今日は疲れた」の一言でした。(八木)