山科・平和のための戦争展実行委員会は8日、「第30回戦争展」記念行事を行い、200人が参加しました。
 1983年から始まった「戦争展」は、地域や京建労の人たちの協力によって、今日に至っています。
 安斎育郎立命館大学名誉教授が、平和・核兵器・原発問題について講演。今年の「流行語大賞」を交えて、ユーモアたっぷりに今日の政治を厳しく批判。秘密保護法撤廃へのたたかいが重要だと強調しました。
 京都平和委員会の片岡事務局長が、戦争に向かう具体的な準備とも言うべき、経ヶ岬への米軍Xバンドレーダーの配備、オスプレイを使用した饗庭野での日米合同訓練などについて、現状を報告しました。
 花垣ルミさんからは、紙芝居を交えた広島での被爆体験、清水潔さんからは牧師だった父親が治安維持法で投獄された経験などが報告されました。
 また、朗読「ともちゃんのおへそ」、「ママと子どもたちのコーラス」や独唱、参加者による斎唱などが会場を盛り上げました。(N)