世論広げてほしい

「コドモデモ」を呼びかけた 西郷南海子さん

 昨年の自民党が圧勝した総選挙結果を受けて、世論は原発推進を支持していない、あらためて反原発の声を上げ続けようとでデモを呼びかけました。5歳と2歳の子どもがいるので、自分ら子育て世代が参加しやすいやり方を考えようと、「コドモデモ」と銘打って、これまで3回行ってきました。参院選は、反原発を掲げる政治勢力が伸びることを期待しています。
 今、3人目が妊娠8カ月です。安心して子育てできる社会になってほしい。そのためには原発ゼロが欠かせません。安倍政権は総選挙のとき、「安全第一」「原子力に依存しない」というエネルギー政策を述べていました。ところが、原発再稼働を推進するばかりか他国への輸出セールスにも躍起になっています。これで民主党に「公約裏切り」と批判することができるのか。自民党の暴走を市民の力でストップさせたい。
 参院選は、インターネットで見える範囲の候補者で、投票先を判断しようと考えています。京都では原発即時ゼロを主張する唯一の候補、共産党の倉林明子さんを応援したいですね。この期間に、原発ゼロを説得力をもって訴えて、大いに世論を広げてほしい。ぜひがんばってください。(「週刊しんぶん京都民報」2013年7月14日付掲載)