京都私学フェスティバル2012 京都の私立中学・高校生が中心となって運営するイベント「京都私学フェスティバル2012」が18日、京都市東山区の円山音楽堂で行われ、約2000人が参加しました。
 会場では、中高生による模擬店や、各校のダンス部・バトン部・吹奏楽部などによる演奏のほか、東日本大震災の復興支援に関わっている高校生の報告などもありました。また、私立学校への助成金増額を求める署名活動も行われ、約250人分が集まりました。この署名は、12月に国会へ提出する予定です。
 イベント後、観光客でにぎわう四条通りで、私学助成の増額や私学の無償化を求めてパレードしました。参加した高校生は、吹奏楽部の演奏とともに、「お金の心配なく学びたい」「教育に公平を」「We Love 私学」などとアピールしました。実行委員長は、「私立高校の学費は未だに高く、公立との格差が開いている。私たちが訴えることで、社会を変えていきたい」と語りました。(椥原正)