京都市議団懇談会 日本共産党京都市議団(山中渡団長、15人)は15日、京都市中京区の市職員会館かもがわで「市政報告・予算要求懇談会」を開き、各団体や地域から約50人が参加しました。
 山中団長が、9月定例議会(10月26日閉会)の特徴と12月16日投票の総選挙について報告しました。消費税増税や原発再稼働を容認する門川市長とオール与党を批判し、「総選挙で党の議席の倍増を勝ち取り、市民の暮らしを守りたい」と訴えました。
 北山忠生・議員団政調部会長が、来年度の「市予算編成に対する要求書(案)」について報告。○大飯原発再稼動強行の事態を受け、同原発の停止と即時原発ゼロ、再生可能エネルギー比率を飛躍的に高めること○4年間で250億円福祉費削減を掲げる市行革計画(「京プラン」実施計画)の撤回―など切実な要求283項目を掲げたと述べ、「運動と結んで実現を勝ち取ろう」と呼びかけました。
 参加者からは、「市税滞納者への差し押さえが増加している。市民の生活再建のための相談体制を」、「市民が水力発電などを設置する場合、無利子・無担保で融資するなど、再生可能エネルギー導入促進の制度を」などの要望や意見が出されました。