脱原発京都弁護団 安斎育郎氏(立命館大学名誉教授)などが呼びかけ人となり、関西電力と国を相手取り、大飯原発(福井県おおい町)1~4号機の運転差し止めを求める訴訟を10月末頃に京都地裁に起こします。府内の弁護士が中心となってつくる脱原発京都弁護団(準備会)が計画しているもので、1万人の原告を目標に募っています。府内での原発差し止め訴訟は初めて。
 
 同弁護団事務局の渡辺輝人弁護士らが12日、京都市内で記者会見。渡辺弁護士は、福島原発事故の原因究明も行われず、安全性も確認されていないのに大飯原発を再稼働したことを批判し、「原発事故が起きれば放射性物質によってたくさんの市民が健康被害を受けることになる。すべの原発をなくす第一歩として、大飯原発を止める訴訟。原発事故は広大な地域に危険が及ぶ。京都府内外を問わず、多くの方に原告になってもらいたい」と述べました。同弁護団の出口治男、中島晃の両弁護士も同席し、原発の危険性を訴え、「多くの市民に原告として参加してほしい」呼びかけました。同訴訟では、原発差し止めとともに原告1人あたり月1万円程度の慰謝料を求めます。
 同訴訟の呼びかけ人は、安斎氏のほか、竹本修三(京都大学名誉教授・理学博士)、広原盛明(京都府立大学元学長)、望田幸男(同志社大学名誉教授)、三宅恒成(医師、核戦争防止、核兵器廃絶を訴える京都医師の会・世話人)、出口治男(弁護士・元京都弁護士会会長)、井戸謙一(弁護士・元裁判官)の各氏。弁護団には、2月の京都市長選挙で奮闘した中村和雄弁護士など、京都府、大阪府、滋賀県から30人以上の弁護士が参加しています。
 原告参加費用は1人5000円。参加方法などの問い合わせは、TEL075・211・4411(京都第一法律事務所)。またはkyotodatsugenpatsubengodan@gmail.comで。