山科平和のための戦争展 六地蔵めぐりで200店の露店でにぎわう山科区の四ノ宮で今年も22、23の両日、山科地蔵近くの円光寺参道で、第29回山科平和のための戦争展が行われました。革新・山科の会も参加する実行委員会の主催。
 「今年は終戦から67回目の夏 振り返ろう! 未来のために」をテーマに原爆の資料と東日本大震災での福島原子力発電所の事故による放射能の恐ろしさや再稼働反対の首相官邸前抗議行動など原発ゼロへの広がりの様子が展示されました。
 オスプレイの普天間基地への強行配備や、6コースの低空訓練飛行などが日本の航空法を無視して行われようとしている基に日米安保条約があり、安保廃止が必要であることが分かりやすく説明されました。
 また、地元の人から資料として特攻に行く最後の手紙や戦地からの検閲された軍事郵便50通余りが提供されました。それには○○地で○○大討伐をしてきた。○○討伐で軍務に励んでいるなど書かれています。最後の手紙は「お国の為に死にます。笑っていきますバンザイ」と書かれ、戦後還ってきた遺骨箱には石ころだったといわれていただけに心が痛みます。(野原孝喜)