原発再稼働撤回ウォーク 7・16さよなら原発集会に呼応して16日、舞鶴市内でも再稼働撤回を求める集会とウオークが行われ、120人が怒りのシュプレヒコールを響かせました。主催は「原発ゼロ舞鶴実行委員会」。
 炎天下の西舞鶴明倫緑地では、小西洋一実行委員長が、7割という再稼働反対の世論を無視して強行した野田内閣を厳しく糾弾し「怒りはますます高まっている。原発ゼロの一点で共にがんばろう」と呼びかけました。東京の代々木公園で16万人集会の様子が号外で配られ、「おー」とどよめきが起こりました。
 意見表明では、飛び入りの高校生が「ぼくたちの世代が声を上げないといけないと思って来た。原発に反対の声を上げたい」との発言し、大きな拍手が送られました。大飯町に住む中西健二さん(42)が「地元での再稼働説明会は納得できない。これだけ多くの人の原発反対の声に耳を傾けない首相はリーダーとして不適格者だ」と述べました。このほか、弁護士や新婦人の女性らが運動の広がりへの確信とともに脱原発後の自然エネルギーへの転換などを求めて発言しました。
 ウオークでは明倫緑地からJR西舞鶴駅、関電舞鶴支店前周辺を「再稼働反対」「原発いらない」などプラカードを高く掲げてアピールしました。