消費税増税反対デモ 野田内閣が消費税増税法案の国会採決をめざすなか、京都の大学生らが消費税増税反対の意思を示そうと10日、京都市内をデモ行進しました。
 学生ら有志が消費税について独自に学び、反対をしようとインターネットなどで呼びかけたもので、円山公園(東山区)から京都市役所(中京区)まで30人が行進。学生らはマンガのキャラクターを模したプラカードを手に、「消費税上げるな」「増税無駄無駄」とシュプレヒコールをあげました。
 デモを呼びかけた立命館大学3回生の森脇聡子さんは、世論調査で消費税増税に反対が過半数だと指摘し、「増税を強行するのはおかしい。勉強してみると、増税で学生の生活が大変になるだけでなく、就職先の中小企業がつぶれてしまい、雇用がなくなる。学生として反対したい」と語りました。
 呼びかけに応じてデモに初参加したという学生(20)は、「社会保障のためなら、もっとお金をもつ資産家からとればいい。なぜお金のない自分らからとるのか」と憤っていました。