日蓮聖人門下・京都立正平和の会(石田良正理事長)は4日、野田佳彦首相と大飯原発所長に対し、関西電力大飯原発2、4号機の再稼働に対する「異議申立文」をファクスで発信しました。
 申し立て文では、「いのちは第一の宝」が日蓮聖人の教えであり、下記の理由で再稼働に異議を申し立てるとしています。(1)福島第一原発事故の原因が確定していない中での再稼働は福島原発と同じ過ちを犯すことになる(2)再稼働は人道的立場からその是非を検証することが本来であり、政治判断で決定することではない(3)全原発が停止している今が原発ゼロを目指す時であり、より安全で安心できる自然エネルギーへの転換を真剣に考え、1日も早く電力源を確保する努力を惜しまない(4)電力政策を地産地消に切り替え、雇用を促進させる。