原発NO!府民運動相談会 労組や市民団体などでつくる原発NO!府民運動相談会は23日、京都市下京区の関西電力京都支店を訪れ、大飯原発3、4号機の再稼働断念を求めて申し入れしました。また、同支店前で宣伝しました。
 申し入れは、ただちに再稼働を断念し関電の全原発の廃炉を決断すること、代替電源を確保し電力供給責任を果たすことを求めています。申し入れに参加した同相談会の辻昌秀・京都総評副議長は4月に行った申し入れ時の関電側の対応と比較して、「こちらの言い分をしっかり聞いていた。強硬に何が何でも再稼働すると反論はしてこなかった。世論が追い詰めて強い態度にでられなくなっていると感じた」と話しました。
 宣伝では、同相談会の岩橋祐治・京都総評議長や宗川吉汪・日本科学者会議京都支部事務局長らが、再稼働を断念し原発からの撤退を決断するよう訴えました。宣伝とともに取り組んだ再稼働反対署名に応じた公務員の男性は、「事故の被害の大きさを考えれば再稼働の判断は全国民に問うべきもの。これまでも美浜原発で事故を起こしているし無くしたほうがいい」と話していました。
 宣伝では日本共産党の浜田良之府議も訴えました。