20111013-02.jpg 来年2月の京都市長選挙で、「民主市政の会」の推薦する中村和雄さんの勝利を目指して、「市民大集会」(同実行委員会主催)が13日、京都市左京区のみやこめっせで開かれ、5000人が参加しました。
 中村さんは、市政の現状について、3年連続国保料引き上げや、政令指定都市中トップの非正規雇用率の実態などを告発。「循環」「底上げ」「参加」をキーワードにした「市政刷新プログラム」(1)「脱原発宣言自治体会議」の結成、京都を再生可能エネルギー先進都市に(2)公契約条例制定で地域経済の底上げ(3)非正規雇用、ワーキングプアをなくす(4)国民健康保険料の引き下げ、子どもの医療費無料化拡充(5)地域資源を生かしたまちづくり(6)区民協議会の設置による市民参加(7)格差・貧困の是正と市財政立て直しを両立ーを提案し、「京都から新しい政治を実現していこう」と呼びかけました。
 中村さんの推薦呼びかけ人、出口治男弁護士があいさつし、「前回の市長選挙では、最終盤に『善戦はいらない。勝利あるのみ』と訴えた。今回は、この場で、このことを訴えたい。たたかいに手を携えて頑張ろう」と訴え。日本共産党の穀田恵二・国会対策委員長が、「京都から消費税増税ノー、原発ノー、暮らしと営業守る声をあげよう。京都から新しい日本をつくろう」と呼びかけました。
 福島第一原発事故を受け福島市から京都へ避難してきた女性や、非正規労働者などがそれぞれの要求や市政の現状を訴え、中村市長実現への決意を語りました。