北上デモ行進 北上地区労や北上革新懇など地域の民主団体と日本共産党でつくる「原発ゼロめざす緊急行動北上実行委員会」は28日、上京病院から北大路ビブレまでデモ行進を行い、道行く人々に「いまこそ原発からの撤退を」と訴えました。出発時60人だったデモ行進は、沿道の辻々から参加者が増え、終了時には100人を超える参加となりました。
 被災地支援に参加した労働者は、「現地へ行ってあらためて原発事故の克服の困難さを実感した」「原子力エネルギーに依存する社会の危険性を再確認した」と語っていました。また、参加した子どもを持つ女性は、「子どもたちの将来が心配です。世界有数の地震大国である日本で原発と国民生活は両立しません」とデモに参加した感想を語っていました。
 デモ行進は、北大路ビブレ近くの関西電力北大路営業所前で「原発からの撤退」を訴えました。実行委員会を代表して北上地区労の中村議長は、引き続き宣伝活動や原発ゼロめざす署名運動を強めていくと決意を述べました。(厨子)