ギターショップ 福島第一原発事故から避難するため、3月に福島県南相馬市から京都府綾部市に転居した夫婦が音楽部品販売の仕事をこのほど再開し、生活の立て直しに奮闘しています。
 綾部市に移転してきたのは、井上貴さん(46)、美和子さん(42)夫婦、長女(4)、次女(2)の4人家族。3月11日に東日本大震災で被災後、原発の建家爆発報道などを受けて移転を決意し、3月後半に綾部市で提供された住居にやってきました。この住居は、日本共産党の堀口達也綾部市議の知人の持ち家だったことなどから、大家さん(住宅を提供)、近所の人や自治会、地元の党後援会や支部、同市議らが、冷蔵庫、洗濯機、自転車、食糧などの提供や生活支援を行ってきました。
 井上さんは、営んでいたインターネットでのギターの部品販売業を4月上旬から再開。仕事用の備品は一部にとどまっていますが、順次商品を増やしていく予定です。
 井上さんは、「たくさんの人に助けられて、ここまでやってこれました。まだ商品は少ないですが、少しづつお客さんの要望にこたえられるようになりたい。原発事故の不安がある中で子育てするのは難しいし、原発問題についてもっと知ってほしい。福島でやっていたバンド活動なども再開し、みなさんに何かお返ししていきたいと思っています」と語っています。
 井上さんのサイトは「tig Guitars」。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」5月15日号)