神明9条の会は4日、恒例の平和のつどいを行い、「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の足立さんを講師に京都市伏見区内にある戦争遺跡のフィールドワークをしました。
 17人が参加し、師団街道の「師団橋」「騎兵20連隊の碑」「歩兵第9連隊の石碑」などを見学。聖母女学院ではパワーポイントで「第16師団司令部庁舎」の歴史を知り、立派な大理石のマントルピース(暖炉)やサーベル(洋刀)あとも生々しい応接室も見ました。
 また、「輜重兵第16大隊」の遺跡保存は『負の遺産』として、平和の大切さを学ぶ場であることも学びました。
 藤森神社近くのそうぞう館での交流会では、戦争体験者から「戦争はしたらあかん。その想いで今日は参加した」などの感想が出されました。若者たちに今日学んだことを伝える使命があると感じた平和ウォークでした。(堀江ひさ代)