八幡市議会は29日の最終本会議で、「日本軍『慰安婦』問題について政府の誠実な具体策を求める意見書」を賛成多数で可決しました。
 意見書は、「日本軍『慰安婦』問題は、いまだ真の解決はされておらず、日本政府は真相究明をおこない、被害者の公的謝罪と賠償を求める声に耳を傾けることが急務である。一刻も早く日本政府が具体的施策を行うことを望むものである」としています。
 賛成したのは日本共産党(5人)、みどりの市民(3人)、共生クラブ(2人)、公明党(2人)、無会派(1人)。自民を含む改革市民(5人)は反対しました。
 意見書をめぐっては6月、9月議会に市民団体から請願や陳情が提出されていました。(山本邦夫)