「東山の福祉と革新の源流を探る」懇談会(略称 東山源流の会)の発足総会が4日東山診療所で開かれ、さまざまな運動団体・個人40人の参加で開かれました。
 「東山源流の会」は、東山区で住民の要求で作られていった「福祉」や「革新」の源流をたどる作業を住民のちからを結集して探ることを試みようとするもので、現在・過去・未来の軸を通じて展望が見えてくるはず、との趣旨で始められました。
 総会では、元東山診療所所長の来島安子先生が「じん肺検診のころ」と題して記念講演。また、「東山源流の会」の年表案も発表されました。参加者は「当時を振り返ってみて、小さな診療所が大運動をやったとあらためて実感した」「1952年以来、赤旗を続けて購読している。少しでも歴史を前に進めたい」など話されました。
「東山源流の会」発起人代表=奥村和郎、事務局長=藤本文朗